【埼玉県議会6月定例会 県土都市整備委員会】
6月定例会が続いています。県土都市整備委員会が開かれ、委員長として進行を務めさせていただきました。活発な議論が交わされ、県民の皆様の生活に直結する重要な案件について審査を進めることができましたことをご報告いたします。
委員会は午前中に開会し、まず会議録署名委員の指名、審査順序の決定を行いました。その後、以下の4件の付託案件について議題を宣告し、慎重な審査に入りました。
審査案件
* 第86号議案 令和7年度埼玉県一般会計補正予算(第1号)のうち下水道局関係
* 第87号議案 令和7年度埼玉県流域下水道事業会計補正予算(第1号)
* 第93号議案 埼玉県職員定数条例の一部を改正する条例
* 第94号議案 埼玉県流域下水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
下水道局関係の議案については、まず担当部局から詳細な説明があり、その後、各委員からの質疑応答が行われました。予算案や条例改正案の必要性、内容について多角的な視点から質疑がなされ、下水道事業の健全な運営や職員体制の整備について理解を深めることができました。質疑終結後には討論が行われ、採決に至りました。
当面する行政課題の報告
議案審査後には、都市整備部及び下水道局関係の当面する行政課題について報告を受けました。
* 指定管理者等に係る令和6年度事業報告書及び令和7年度事業計画書について
* 令和7年度における指定管理者の選定について
* 包括的民間委託に係る令和6年度事業実績及び令和7年度事業計画の概要について
これらの報告に対し、委員からは事業の実績や今後の計画、選定プロセスなどについて質問が上がり、活発な意見交換が行われました。
休憩を挟んだ後、県土整備部関係の当面する行政課題として「埼玉県の道づくり」について説明を受け、その内容について質問・応答を行いました。安全で快適な県民生活を支える道路整備の現状と課題について、深く掘り下げて議論しました。
最後に、閉会中における特定事件の決定、委員長報告作成の正副委員長一任を行い、閉会中の委員会活動についての協議を行い、委員会を終了いたしました。
県民の皆様の負託に応えるべく、今後も県土の発展と安全・安心な暮らしのために、委員会の職務に全力で取り組んでまいります。
【県議会議事堂エントランスを彩る生花】
いつもありがとうございます。
作者:勅使河原和風会 冨山雪庭さま
花材:ソケイ、ヒマワリ、紅花、ブプレウルム
作者インタビュー
Q:この作品はどのようなイメージで生けられたのでしょうか。
A:まず初めに花器から決めました。青空のような花器と向日葵がとてもよく合っていますよね。
Q:夏らしくて素敵です。緑も加わることで涼しさも感じられますね。他にポイントなどはありますか?
A:桶川が特産の紅花を使用しました。なるべく地域のお花を生かしていきたいです。
※埼玉県ホームページより抜粋
【知事提出議案及び県政に対する一般質問】

松井弘議員
朝霞市選出
<一括質問・一括答弁式>
1 県の魅力発信について(知事)
2 県産木材流通について(農林部長)
3 返礼品付ふるさと納税について(企画財政部長)
4 商店街の空き店舗対策・活性化支援について(産業労働部長)
5 県立障害者歯科診療所の整備について(福祉部長)
6 埼玉県長瀞射撃場の整備について(環境部長)
7 石綿(アスベスト)除去における補助について(都市整備部長)
8 地元問題について(県土整備部長)
(1)国道254号和光富士見バイパス整備における雨水排水対策について
(2)黒目川堤防遊歩道整備について
渡辺大議員
ふじみ野市・三芳町選出
<一問一答式>
1 介護施設の改修に対する支援について
(1)老朽化した介護施設・事業所の建替え支援について(知事)
(2)施設内のエレベーターの更新について(福祉部長)
ア 更新に係る県の支援について
イ 工事期間中における入居者へのケアについて
2 介護支援専門員(ケアマネ)に対する支援
(1)ケアマネの処遇についての県としての支援について(知事)
(2)居宅介護支援事業所における業務負荷の軽減について(福祉部長)
ア 業務効率化に向けた取組について
イ 困難ケースへの対応について
ウ 身寄りのない方へのサポートについて
(3)ケース分配の透明性、公平性を高めるための対策について(福祉部長)
(4)ケアマネ更新研修の負担軽減について(福祉部長)
3 訪問介護事業所等への支援強化(知事)
(1)移動時間への支援や報酬に対する県独自の支援策について
(2)介護職の人材確保について
(3)埼玉県中小企業等奨学金返還支援事業補助金について
4 #8000、#7119をもっと実効的に(保健医療部長)
5 県庁内の公益通報者保護制度について(知事)
6 カムバック採用、おかえり採用について
(1)県教員のカムバック採用、おかえり採用について(教育長)
(2)県職員のカムバック採用、おかえり採用について(知事)
7 県立高校入試におけるDA方式での併願制導入について(教育長)
8 進学指導重点校制度の導入について(教育長)
9 日本スポーツ振興センター災害共済給付制度の不適用について(教育長)
10 河川堤防への除草剤散布の可否と安全性(県土整備部長)
11 県道拡幅などの機動的効率的実施について(県土整備部長)
12 三芳町(仮称)地域活性化発信交流拠点について(企画財政部長)
関根信明議員
さいたま市北区選出
<一問一答式>
1 県有施設ファシリティマネジメント等について
(1)県有資産総合管理方針の見直しについて(知事)
(2)地方庁舎の整備について(知事)
(3)庁舎・公のマネジメント方針について(総務部長)
ア 庁舎・公の施設マネジメント方針に基づく維持管理の進捗状況について
イ 施設の維持管理に関する一元管理について
2 大宮公園の整備等について
(1)大宮公園内バス専用駐車場の整備について
ア 県立歴史と民俗の博物館専用バス駐車場整備、確保について(教育長)
イ 大宮公園内にある跡地の利活用について(都市整備部長)
(2)大宮スーパー・ボールパーク構想以外の大宮公園整備と今後の展開について(都市整備部長)
ア 大宮公園サクラ活性化対策の状況について
イ 県として大宮公園開設140周年をどのように展開していくのか
ウ 大宮公園の更なる魅力アップについて
3 SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺及び特殊詐欺撲滅への対策について(警察本部長)
(1)SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺撲滅への今後の取組について
(2)SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺及び特殊詐欺撲滅に向けた警察、各企業、団体との連携強化について
4 大災害への対応について(危機管理防災部長)
(1)埼玉版FEMAでの火山噴火への対応について
(2)火山降灰の処理について
(3)降灰による被害状況の把握及び情報伝達について
(4)南海トラフ地震など大規模地震災害での県外避難者(広域避難者)受入体制について
(5)災害時における燃料調達・確保について
5 受動喫煙対策等について(保健医療部長)
(1)分煙施設設置に対する県の考え方について
ア 望まない受動喫煙対策の県の取組について
イ 分煙施設設置に対する県の考え方について
(2)主要駅での分煙化対策について
ア 主要駅における喫煙場所設置状況について
イ 主要駅での公衆喫煙所未設置の関係市への県の対応について
(3)分煙施設等の整備について
ア 民間施設に整備する分煙化対策施設への補助の考え方について
イ 分煙室設置に係る特別交付税措置に関する県の考え方について
6 埼玉県の物産館について(産業労働部長)
(1)埼玉県物産観光館「そぴあ」の売上の現状と今後について
(2)物産観光プロモーションの実施について
(3)「そぴあ」以外の場所、県内各地で県産品の販売拡大を図る方策について
7 一級河川鴨川の治水機能と歩行空間の確保について(県土整備部長)
(1)浚渫及び堤防の修繕の取組状況と今後の予定について
(2)快適な歩行空間の確保について
浅井明議員
越谷市選出
<一括質問・一括答弁式>
1 県庁舎建替えに伴う現在地の活用について(知事)
2 武力攻撃事態(ミサイル攻撃)への対処としての避難所の整備について(シェルター建
設)(知事)
3 ペロブスカイト太陽電池について(環境部長)
4 新方川流域における埼玉県による新規調節池及び越谷市による新規雨水貯留施設の整備
について(県土整備部長)
5 埼玉県の米作政策について(農林部長)
6 働き方改革から働きたい改革へのシフトについて
(1)県職員の副業・兼業推進について(総務部長)
(2)県内企業における副業・兼業について(産業労働部長)
7 地元問題について(県土整備部長)
(1)県道越谷流山線の無電柱化について
(2)都市計画道路浦和野田線について
(3)都市計画道路越谷市役所通り線について
新井豪議員
秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町・東秩父村選出
<一問一答式>
1 大災害時における帰宅困難者対策と防災備蓄について(危機管理防災部長)
(1)帰宅困難者対策の現状について
(2)民間による帰宅困難者一時滞在施設における備蓄品購入支援について
(3)防災備蓄の啓発について
2 委託業務について(環境部長)
(1)新聞報道について
(2)委託先からの情報提供の現状について
(3)地元の意見について
(4)委託先からの情報提供の今後について
3 有識者会議、検討委員会、審議委員会、専門家会議などの諮問機関の在り方につい て
(1)専門家会議の委員の選定について(総務部長)
(2)諮問機関の委員選定の客観的な確認について(知事)
4 「活樹」のためのCLT工法の普及について(農林部長)
(1)CLT工法の活用と普及について
(2)CLT製造工場の誘致について
5 医師が不足し高度医療施設が無い医療圏の危機について
(1)高度急性期医療の必要病床について(保健医療部長)
(2)医師の偏在について(保健医療部長)
(3)秩父医療圏の将来について(知事)
6 小学校で行われている「生い立ちを振り返る授業」について(教育長)
(1)配慮がされていない現状について
(2)この授業の今後について
7 「ワンヘルス」の啓発と推進について
(1)保健医療部の役割について(保健医療部長)
(2)環境部の役割について(環境部長)
(3)農林部の役割について(農林部長)
8 上水道事業の広域化について(保健医療部長)
(1)広域化の必要性について
(2)広域化の目指すべき姿について
9 地元問題について
(1)仮称・定峰峠トンネルについて(県土整備部長)
(2)長瀞射撃場の整備について(環境部長)
【令和7年度行田市水防演習】
令和7年度行田市水防演習が開催され、参加させていただきました。
この水防演習は、旧須加加小学校裏の利根川堤防を会場に行われました。近年多発する自然災害、特に水害に対する備えは、私たちにとって喫緊の課題であります。行田市は利根川に面しており、万が一の際には迅速かつ的確な対応が求められます。今回の演習では、土のう積みの訓練をはじめ、水防団と関係機関の皆様が連携し、実践的な内容が繰り広げられました。市民の皆さまの安全を守るため、日頃からの訓練と備えがいかに重要であるかを改めて痛感いたしました。
私は、この演習を通じて、行田市の水防に対する高い意識と、地域住民の皆さまの安全を守るために尽力されている方々の姿に感銘を受けました。特に、行田市水防団の皆さまは、地域の安全を守るために日夜訓練を重ねていらっしゃると伺い、その献身的な活動に心からの敬意を表します。また、行田市役所の職員の皆様、そして関係機関の皆様との連携も非常にスムーズに行われており、有事の際の迅速な対応に繋がるものと確信いたしました。
埼玉県議会議員として、私はこれからも県民の皆さまの安全・安心な暮らしを守るため、防災・減災対策の強化に積極的に取り組んでまいります。今回の行田市水防演習で得た学びを活かし、地域の特性に応じたきめ細やかな防災対策を推進していく所存です。水害はいつ発生するかわかりませんから、私たち一人ひとりが防災意識を高め、地域全体で災害に強いまちづくりを進めていくことが極めて重要だと考えます。
今後も皆さまの声を大切にし、県政に反映させていく所存です。
【忍城歴史塾「郷土の歴史講演会」】
忍城歴史塾が主催する「郷土の歴史講演会」に参加いたしました。今回の講演テーマは「埼玉平野を拓いた 井澤弥惣兵衛為永と見沼代用水」と、私たちの足元である埼玉の歴史、特に水利開発に焦点を当てたものであり、県議会議員として地域への理解を深める貴重な機会となりました。
講師の橋本直子氏(歴史学研究会会員)からは、江戸時代に埼玉平野の大規模な新田開発を可能にした井澤弥惣兵衛為永の偉業、そして現在の埼玉の農業や生活を支える見沼代用水がどのようにして建設されたのかについて、詳細かつ分かりやすいご説明をいただきました。
見沼代用水は、単なる農業用水路に留まらず、広大な水田を潤し、人々の暮らしを豊かにしてきた埼玉の発展の象徴とも言える存在です。その壮大なプロジェクトを指揮した井澤弥惣兵衛為永の先見の明と、当時の技術を結集したであろう土木技術には、改めて深い感銘を受けました。
講演を拝聴し、私たちが日ごろ当たり前のように享受している豊かな埼玉の姿が、いとけんの皆様のような先人たちの計り知れない努力と情熱によって築き上げられてきたことを強く実感いたしました。現代に生きる私たちも、この郷土の歴史に学び、未来へ向けて持続可能な地域づくりに貢献していく責任があると改めて心に刻みました。
今後も、こうした地域の大切な歴史や文化に触れる機会を積極的に捉え、県政に活かしてまいります。主催された忍城友会をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
【行田市・真観寺で「観蓮会」】
行田市蓮の大使、木暮照子さんのご紹介で、真観寺で開催されている「観蓮会」に伺ってきました!
境内を彩る蓮の花々、まさに今が見頃!
真観寺の境内いっぱいに咲き誇る蓮の花は、まさに今が見頃を迎えています。以前、自分で植え替えた蓮がこんなにも美しく咲いてくれたことに、深い感動を覚えました。一面に広がる蓮の葉と、そこからすらりと伸びた茎の先に咲く可憐な花々は、まさに息をのむ美しさです。早朝の澄んだ空気の中で、凛として咲く蓮の姿は、私たちの心を清めてくれるようでした。
「世界の茶器展」で蓮の美意識に触れる
「観蓮会」と同時開催されている「世界の茶器展」も拝見しました。驚いたのは、展示されている全ての作品に蓮が施されていたこと。木暮さんが厳選されたという美しい茶器の数々に、すっかり見入ってしまいました。蓮の葉の形をした茶碗、蓮の花をあしらった急須など、一つひとつの作品から蓮に対する深い愛情と美意識が伝わってきます。お茶をいただく時間が、より一層特別なものになりそうですね。
行田の美しい蓮と文化に触れる特別な時間
今回の「観蓮会」と「世界の茶器展」を通じて、行田市の蓮の美しさ、そして蓮にまつわる豊かな文化に触れることができました。この特別な期間に、ぜひ皆さんも真観寺を訪れて、美しい蓮と奥深い文化に触れてみてはいかがでしょうか。きっと心に残る素晴らしい体験になるはずです。
【第50回 行田市少年野球・夏季大会】
澄み切った青空の下、市内から集まった少年野球チームが、日頃の練習の成果を発揮しようと、元気いっぱいの表情で開会式に臨んでいました。第50回という記念すべき大会にご一緒できたことを大変光栄に思います。
大会の歴史と、この大会を支えてこられた多くの関係者の皆様、主催の行田市少年野球連盟の皆様をはじめ、大会の準備・運営にご尽力された全ての方々に心より感謝申し上げます。
開会式後には、こうだ市長による始球式。素晴らしい投球でした。
スポーツを通じて、子どもたちは技術だけでなく、チームワークや礼儀、そして何よりも困難に立ち向かう強い心を育んでいきます。こうした経験は、将来きっと彼らの人生の大きな糧となると確信します。
これからも、子どもたちが安心してスポーツに打ち込める環境づくり、そして地域スポーツの振興のために、取り組んでまいります。
【星河地区青少年育成会・古代米田植えで笑顔満開!】
毎年恒例となっている「星河地区青少年育成会」による古代米の田植え事業が開催されました!
梅雨の合間の晴天に恵まれ、子どもたちは泥だらけになりながらも、終始楽しそうな声と弾ける笑顔が田んぼいっぱいに広がっていました。
今年は最年少で4歳の子どもも参加。「僕が食べるご飯が美味しく育ちますように!」と、暑い日差しの中で一生懸命、汗を流しながら田植えを頑張る姿は、見ている大人たちにも感動を与えてくれました。
こうだ市長や、北小学校の校長先生をはじめとする先生方も激励に駆けつけてくださり、子どもたちも普段とは違う場所での交流に嬉しそうな様子でした。
みんなで力を合わせて植えた古代米は、きっと秋には格別の味がすることでしょう。今から収穫が待ち遠しいです!
【我が家のアイドル、メメ子が今年も産卵】
我が家の家族であるメメ子は、今からおよそ13年前、息子が小学校低学年の時にお祭りで連れて帰ってきた子です。最初は手のひらサイズだったメメ子も、今では立派な大人のカメになりました。
そんなメメ子、実は毎年この時期になると「あること」をするんです。そう、それが産卵です!
「え、オスがいないのに?」と思われる方もいるかもしれませんね。そうなんです、我が家にはオス亀はいないのですが、メメ子は毎年律儀に無精卵を産んでくれます。今年も先日、我が家の庭先に卵を産んでくれました!
産み落とされた卵は、写真で見ていただくと分かるように、どれもつやつやとしていて、メメ子が一生懸命産んでくれたんだなと感じます。毎年この光景を見ると、生命の神秘とメメ子の生命力に感動します。
推定年齢13歳前後のメメ子。毎年欠かさず産卵するその姿は、本当にたくましいです。これからも元気に、そして健康に過ごしてくれることを願うばかりです。
【今週のワラ】

おかえり!の熱烈歓迎に毎日癒されてます。
皆さんのお家のワンちゃんは、飼い主さんが帰ってきた時、どんな風にお出迎えしてくれますか?
我が家のワラちゃんは、もうとにかく全力で歓迎してくれるんです。
私が家に帰ってドアを開けると、ワラちゃんは「しっぽが取れちゃうんじゃないか?」って思うくらい、ブンブンと勢いよく尻尾を振って出迎えてくれます。
体全体で「おかえり!」「会いたかったよ!」って喜びを表現してくれる姿を見ていると、本当に可愛くて、毎日癒されています。
特に、あのキラキラした瞳で真っ直ぐに見つめられると、今日の疲れもどこかへ飛んでいくような気がします。
本当に、ワラちゃんがいる生活は毎日が愛おしくて、感謝しかありません。
それでは、また次回。